『幼稚』
「アスランのバカ!!」
それは些細なこと。
「じゃあね」
どんな言葉だったか忘れたけれど
何で言い争っていたのか忘れたけれど
ムカついてムカついて家から飛び出した。
※ ※ ※
「何やっているんだろう」
ため息が、つきたくなるほど自分が変だと思った。
他の人には絶対こんな執着心を抱かなかったのに...。
「はぁ〜」
ため息を一つ。
もう本当に変だ。
こんな幼稚な僕なんか知らなかったのに。
幼稚:おさないこと。考え方・やり方などが未熟であること。